鍵の魔法

お題「私のNEVERLAND」




NEWSを追い続けて10年と少し。その間熱が落ち着いたり自分の事で精一杯で距離を置いてしまったりしました。Liveにはまだ参戦したことがなく、去年の夏に再び追っ掛けを始め、今年遂に念願のNEWSLive初参戦!初参戦でとても素敵なLiveが観れて、幸せでした。

その素敵なLiveの感想を、と思ったのですが、何せ私Liveの記憶を飛ばしがちなので感想といった感想は書けないです。(興奮してオエッてなった事が一番印象的ですかね)


会場に入るなり無数のバルーンと時折上下する歯車。これがNEWSの世界…NEVERLAND…。モニターではNEVERLANDの住人が何やら後で役に立ちそうな振り付けをしていてたのだけど余裕がなかったので全く振り付けを覚えないまま幕開け…。


数ヶ月前に欲望だらけの極私的セトリを書かせて頂いて

http://s-pshalaenopsis.hatenablog.com/entry/2017/04/03/175821

こんな感じになったのですが、序盤は大体私の欲望通りでびっくり。NEVERLANDからのアン・ドゥ・トロワは譲れないと言っていたら本当にその通りになってNEWSってメンタリストかな…?って思うほどに。

というかシゲちゃん旗持ってる……;;指揮官;;知的;;素敵;;

D・T・F

正直一番オエッてなった曲ですね。生で‼︎シゲテゴちゃんの顎クイが‼︎‼︎‼︎見れるなんてそんな‼︎‼︎‼︎そこでまず一発目の記憶を飛ばしました。同行していた同居人と友人はコヤマス推しなのでシゲテゴちゃんの方は見てなかったらしく、私のこの興奮を吐き出そうにも通じない事件。あんなにも尊い…。アダムとイブは永遠に手を繋いでて…。その後何曲かあったらしいのですが…私の頭のノートには直後にあやめと書かれている……もう本当にしんどかったあの流れは…。




〜North Gate〜

あやめについては後程語りたいと思います。

今迄みたいにソロを2曲繋げるのではなく、その人のGATEがあって、”そのエリアの曲”という風になってるのが新鮮で楽しかったなぁ。本当にテーマパークみたい。エリアごとにメンバーがそれぞれ担当して選曲しているのかなと思いました。




〜East Gate〜

にゃん太

これはねぇ…もうね…ズルい…。バクステ側だったのでメインステージが全体的に見渡せたのですが、ステージのセンターで小山さんが歌うバックで温かいイラストとにゃん太の写真。私も実家に愛猫がいるけど、上京してからは当たり前だけどなかなか会えなくて、いつその時が来るかわからない。それと重ねたのもあり、オーラスを迎えて一気に溢れ出した小山さんの涙もあり、胸が熱くなりました。

この後、恋知ら→フルスイングと来て「泣かせに来やがったな〜〜〜〜〜〜」と半ギレ(愛)だったのだけどここでABO!!!出ましたパーリーピーポーK〜〜〜YEAH〜〜〜

怒られるかもだけどABOの時の小山さんはほんとパーリーピーポー。(褒めてる)煽りのキレは抜群だし何より本人が一番楽しそう。小山担はABO好きな人が多い気がするけどそこんとこYOU達どうなの?

そしてサマラバ→NYAROと夏らしいアゲ曲が続き、涼しげなORIHIMEでゲートを後にしました。




はい、お待ちかねのMC。(パチパチパチパチ)

MCが楽しいグループって最高よね!特にオーラスのMCはぶっ飛び過ぎる傾向にあるNEWSさんなのでかなり期待してた。

そしたら。

期待通り。

どころかそれ以上のぶっ飛び加減で。

自分含めシゲ担の皆さん(色々な意味で)大丈夫?と。私はとても興奮したしそこに愛があって嬉しくて幸せだったし、そっちの意味で大丈夫ではなかったですとても良かった。中には違う感性、価値観の人もいるのでね、やっぱりその辺はその周辺の方々で問題にはなってたみたいだけど。良し悪しを決めるのは本人だしね。ファン側がブーイングする事ではないなと思ったかな。嫌であったなら裏でメンバー同士直接話してるだろうし円盤にもならないと思うから黙ってそれで察すればいいね。そもそもそんな薄い関係性ではないと思っております大丈夫。

というわけでこれまた素敵なあやめでした♡

シゲちゃんの関西弁、シゲちゃんのキレ芸、シゲちゃんのしょぼくれモード、シゲちゃんの全力の笑顔。お腹いっぱいやで加藤(工藤)…。




〜West Gate〜

FOREVER MINE

小山さん同様メインステージセンターで歌を披露。増田さんには珍しい、踊らずに歌一本でいくスタイル。踊ってる増田さんはキュートでセクシーで人外(AIか妖精か舞い降りた天使)に見えるけど、歌一本となると人間らしさが溢れてて、しかもちょっぴり大人な歌詞だから背伸びした青年感が出て鳥肌が立った。やっぱり増田さんって未だに謎だなぁ。

Silent love

パート分けがピシッとしてる曲大好き。音源聴いた時から心地よくて、一人一人の声の良さがもろに出てる。生で聴いたら更に良くて血液が踊った。音に部屋があるとしたら、人によってこの部屋が一番いい感じに響くっていう現象が起こるんですよ。上手く言えないけど。

ミステリア→BYAKUYA

この流れ誰が考えたの!増田さんなの!?ねぇ!!おこ!!!(愛)

ミステリアの落ちサビのシゲちゃんの声を聴いて思ったのが、凄く声が伸びるようになった。”愛なら〜””夢なら〜”って伸ばす所の倍音が凄くいい位置で響いてて、身体にスッて入ってきた。気持ち良かった。

そしてさくらガール。

季節外れの桜が舞って幻想的でした。

この辺も記憶飛んでちゃんと感想書けないけど衣装が最高でした増田様。




〜South Gate〜

I'm coming

知ってたけど出だしからめちゃくちゃR指定ものやん?!?!公開セッ久…?!これ円盤になるんだね!?手越さんが会場を抱くイメージをしていたのだがこれ完全に受け身じゃね?!って終始興奮してましたすんません。腐った頭故、沢山妄想をさせて頂きましたすんません。曲に関しては、音源と違ってアレンジしてる部分がちらほらあってLiveならではだなと。吐→か→せ→る↓まで〜(音源)より吐↓か↑せ→る→まで〜(Live)の方が下から舐める感じがしてえっち。さすが。

BLACK FIRE

待ってた〜〜〜〜〜ロック繋がりで来た〜〜〜〜〜

出だしのシゲテゴちゃん…♡

シゲちゃんの声は、しっとり系が合うんじゃないかと思いきやロックな曲の方が声を生かせてるのでじゃんじゃん挑戦して私を痺れさせて欲しいですね。

因みに個人的に折りたたみ逆ダイ余裕曲です。(元ギャ)

かーらーのー

バンビーナ!!!!えっっっち!!!NEWSちゃんのえっっっち!!!この流れ今回のLiveで一番好きかもしれない。勿論記憶は飛んでいる。(シゲアキのエクスタシィ〜〜〜な顔は覚えている)(焦らして我慢させたかった)(もっと感じさせてやりたかった)

この後また記憶飛んでて……チャンカパーナ辺りでデデニーランドのエレ◯トリカルパレードしか浮かんでこなくて「プル◯ト〜〜〜」って呼びそうになった(※RINはプルー◯大好き)けどそこにはプ◯ートではなく黒柴のシゲアキがワンワン吠えていて。美しい恋にするよって微笑んだんだよ。(デデニーのカチューシャ頭につけながら淡々と語り)


気付けばもう流れ星で、

「まだ歩けるだろ。」って、負けず嫌いの私を煽るように、一旦幕は閉じました。




U R not alone

音源を聴いた段階で、これはきっと会場全体で合唱するんだろうなと、その時点で既に感動してました。いざ実際に合唱してみると、あれだけ広いドームであれだけの人数の歌声がひとつになった瞬間。宙に浮いてる気がした。もしくは水の中。地に足着いてないと駄目な私は勿論そのふわふわとした感じが気持ち悪くて、でも何故か心地よくて安心して。ただ浮いてるだけじゃなくて手を取り合ってるような感覚もあって、不思議な空間でした。

がむしゃらに歌う彼らを見据え、これからも見つめて行こうと心に誓った。


”例えばこの声が届くならば誰でもいい

聞こえますか胸張ってさあ叫ぶんだ

全部詰め込んだこの宣誓を

僕は誓うよ一切引かないし一切負けない

自分で決めた道のうえ全てをかけて

笑えるように やり抜くぞ”




W ENCORE

私の憶測と経験でしか語れないけど、きっと彼は表舞台で自分の内側をさらけ出すことが出来ないのかもしれない。さらけ出すのが嫌なのかもしれない。勿論、偽ってるわけではない。表の自分も本当の自分。ただ内側を見せられないだけ。

沢山期待されてる、責任感が強くて負けず嫌い。そこに変なプライドが勝ってしまって、頼る事を忘れてしまったのかもしれない。

誰かに頼らないでいっぱい耐えて我慢強いね、なんてそんなんじゃない。本当の本当は弱くて繊細なのかもしれない。だから嬉しかった。膝から崩れ落ちるくらいくしゃくしゃに涙を流す彼が居て。

ただ私と重ねてしまっただけなのだけど、もし本当にそうなのだとしたら、あの日溢れた涙と共に、沢山頼っていいんだよ。

ひとりじゃない。




あやめ

暗転から始まり、横たわるシゲアキが何とも美しくてまず見惚れた。衣装も最高で、今迄のシュッとしたイメージとは裏腹にゆるい感じ。普通の人間ではないような雰囲気を醸し出していて、神様のような精霊のような。私は神話の中に足を踏み入れたのか?はたまた絵画の風景の一部になったのか?序盤は只々見惚れていました。敢えてモニターは一切見ずに穴が開くくらい本人を一点に見つめてました。ので顔の表情とかが全くわかりませんでした。(不覚)

考察というか私にはこう見えたというのをひたすら書くだけなのですが。一番に考えたのが、視点はどこなのかということ。

①地の底にいる罪人→芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を連想。空から落ちる蜘蛛の糸、そんな物に頼らずこの足で足掻いて出てやるという意志。

その罪は一体何なのか、法に触れることなのか、他者と愛し合う人を愛してしまったのだろうか。

②何らかの理由で崩壊してしまったとある人物の精神世界または脳内→一言で言えばよくわからない空間。本来他者からは見えない空間で彷徨う。

”愛”を題材とするなら、罪人と同じく他者と愛し合う人を愛してしまい、叶わぬ恋をしている。同性愛を表に出せずにもがく姿。

ジャンヌダルク→虹の橋を駆け上がり最後に旗を掲げる部分。ジャンヌの聡明で力強いところと重なった。


世界史がどの教科よりも苦手な私にとって、ギリシャ神話を連想する今回の世界観はどう感じるんだろうと逆に興味津々だったけど、何を想像して例えても結局は抽象的でモヤっとしていて、これぞまさに多様性といった感じ。シゲちゃん自身も、はっきりとした答えは作らず抽象的にすることが今回の完成形としているのかもしれない。小説や物語の感想同様、結末は読み手聴き手の数だけあるんだよね、きっと。

ホント、改めて彼の感性が好き。




長くなりましたがキュッとまとめると、幸せでした。

フォロワーさんも、会う約束をしていた方は全員会えたし、同じ空間の空気を吸えて満足です。

大袈裟かもしれないけど、生きててよかったです。遠い未来は怖くて考えられないけど、これからもすぐそこにある明日明後日の未来のことくらいは考えて生きていけたらと思いまーす!!




Thank you…♡